福岡県北九州市八幡東区の二級河川・板櫃川本流上流部に建設された河内ダムによって形成された人造湖です。完成以来現役で稼働しており、南河内橋とともに土木学会選奨土木遺産に認定されています。北九州国定公園にも指定されています。
周辺
南河内橋やつり橋などが存在し、北九州市の観光名所の一つです。下流には河内桜公園が整備され、近辺には河内藤園を始め、河内温泉あじさいの湯、皿倉山河内登山口などがあります。

南河内橋
貯水池に掛かる橋梁です。通称は「めがね橋」といいます。日本での建築例は3例しかなく、唯一現存しています。2006年12月に重要文化財に指定され、現在は北九州市が管理し、歩行者・自転車専用となっています。

サイクリングロード
湖畔には河内サイクリングセンターが設けられており、冬季以外の土日祝日及び春休み・夏休み期間中、自転車の貸し出しを行っています。また、河内貯水池サイクリングロードから接続するルートとして、市南部方面には八幡東区田代から、小倉南区鱒渕ダム一帯の「ます渕ダムサイクリングロード」まで接続するルートが整備されています。その他、西部方面には八幡東区豊町から神山町までの、貯水池の送水路跡を利用したルートが「帆柱自転車道」として整備されています。
河内貯水池ホームページ:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/yahatahigashi/file_0022.html