福岡県北九州市小倉北区浅野三丁目にある球技場です。命名権付与前の名称は『北九州スタジアム』でした。北九州市は「市民に夢と感動を与え、豊かで活力ある北九州市の創出につながる『見るスポーツ』の機会を提供するため、プロアマ問わずサッカーやラグビーなどのレベルの高い試合や大会を中心に開催できる施設」として、小倉駅の北部で、北九州国際会議場北隣にある所有地に、新たに収容人員2万人規模の球技専用スタジアムを建設することを計画しました。市の公式資料ではギラヴァンツの新しい本拠地とすることについては直接触れられていませんでしたが、北九州市長の北橋健治さんが行ったスタジアムの基本方針を発表する記者会見での質疑応答では、同スタジアムをギラヴァンツのホームスタジアムとして活用することを念頭に置いたやりとりも行われました。2015年4月16日に着工式が行われ、1年9ヶ月あまりを費やし2017年1月31日に完成しました。2017年2月18日にスタジアムのこけら落としとして「サンウルブズvsジャパンラグビートップリーグオールスター」の東日本大震災・熊本地震復興支援チャリティーマッチ『FOR ALL チャリティーマッチ2017』が行われました。3月12日に開催される2017明治安田J3リーグ第1節のギラヴァンツ北九州vsブラウブリッツ秋田戦を「グランドオープン」と位置づけ、完成式典・オープニングイベントが行われ、入場無料のイベントとして開催された結果、当時のJ3リーグ最多となる14,935名の観客を集めて試合が行われました。12月24日には、同じ北九州都市圏に本拠地を置いているジャパンラグビートップリーグ・宗像サニックスブルースのホームゲーム(vs豊田自動織機シャトルズ)が行われました。2019年11月には当スタジアムで初となるサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の国際Aマッチが開催されました。
ミクニワールドスタジアム北九州公式ホームページ:http://www.kitakyushu-stadium.jp/