地元の魚、職人の技、観光の力をひとつに――
北九州市は2025年度、寿司を切り口に地域の食文化と観光振興を融合させた新たな取り組み「すしの都 北九州」ブランド発信事業を始動しました。
地元の魅力を“すし”で発信
この事業は、全国でも有数の魚市場を有する北九州の強みを生かし、「すし=北九州の顔」としてPRしていくもの。寿司職人との交流や握り体験、すし店巡りツーリズムなど、食と体験を通じて“おいしいまち北九州”をアピールします。
主な取り組み
- 寿司握り体験イベントの開催
- 市内寿司店・宿泊施設とのコラボ企画
- 観光客向けすしマップの配布・周遊モデルの構築
- すしフェア・PRキャンペーンの展開
- 「すしの都 北九州」ロゴ・のぼり旗などの視覚的プロモーション
事業にはおよそ1,400万円の予算が投入され、観光と飲食の両輪で地域経済の活性化を目指します。
寿司のまちを次世代へ
北九州には小倉・門司・若松など、港町としての歴史と食文化を持つエリアが点在しています。「すしの都 北九州」では、単なるグルメ体験にとどまらず、職人の技と地元の食材を次世代に伝える役割も期待されています。
🎤 編集部コメント:
“海の幸の宝庫”である北九州が、「寿司」というわかりやすく魅力的なテーマで観光振興に挑戦するこの試み。地元に暮らす人にとっても、あらためて地域の魅力を再発見できる絶好の機会になりそうです。

